Connet社の2μm帯CWファイバレーザは、MOPA構造あるいはダイレクト共振器構造のハイパワーレーザです。ポンプ光源には793 nmと1570 nmの半導体レーザかファイバレーザを使用しています。出力偏光はリニアかランダムにできます。動作波長には1908 nm, 1940 nm, 1950 nm, 2004 nm, 2005 nmなどがあり、デバイス試験、医療、リモートセンシング、LiDAR、中赤外ポンプ光源などにご利用いただけます。
これらのファイバレーザには、マイクロプロセッサーベースのコントロールシステムが採用されていますので、高安定と長寿命、メンテナンスを必要としません。操作も簡単で、レーザ出力や温度などもリアルタイムにLCDディスプレーに表示されます。

■特徴

・高出力 (最大40W)
ビーム品質が優れている
・高い安定性と信頼性
・直線偏光出力(オプション)
・強制空冷(水冷はオプション)
・オールファイバ設計

■用途

・医療
・中赤外ポンプ光源
・LiDAR
・デバイス試験
・プラスチック加工
・非線形効果の研究
・科学研究

■仕様 ファイバレーザとは
パラメータ
単位
仕様
Min Typ Max
モデル番号   VFLS-1940/1950-B
波長 nm 1940±1 nm, 1950±1 nm
出力 W 1 40
動作モード CW
ビーム品質 M2 1.2
線幅 (FWHM) nm 0.5 1.0
サイドモード抑圧比 dB 20 30
偏光 ランダム(直線偏光はオプション)
PER(直線偏光出力) dB  13
出力安定度(8 h)*1 % ±1
±2
出力アイソレータ オプション
出力可変範囲 % 10 100
動作温度 0 +35
保管温度 -40 +85
供給電源 VAC 100~240
冷却方法 空冷(水冷はオプション)
出力ファイバタイプ   SM ファイバ
出力ファイバ長 m > 0.5
出力ファイバコネクタ
(→光コネクタとは)
  FC/APC または平行光
寸法*4 mm 19” 2U
メーカ Connet

*1. 出力安定性は25℃、30分ウォームアップ後に測定