Stable Laser Systems社独自のファイバーノイズキャンセルシステムは、安定した狭い線幅を維持するために最初に正確な位相ノイズキャンセルを行います。この手法により周波数安定化された光をノイズの多い光ファイバで伝送できます。 使用可能な最高の技術を1つのユニットに組み合わせることにより、どんな安定化レーザーシステムでも機能する小さなフットプリントを実現しました。 タッチスクリーンインターフェイスでオールデジタルアーキテクチャを制御していますので、ボタンを押すだけで不要な位相ノイズを抑制できます。

■ 特徴

・NISTにヒントを得たテクノロジーを使用したオールデジタル制御と信号処理
・4.3インチのタッチスクリーンに表示されるリアルタイムの位相エラートレースとサーボパフォーマンス
・正確な位相補償のための1 W AOMドライバーと外部RFリファレンス入力を含む
・複数のシステムを並行使用していますので、単一の安定化レーザーで多くの実験ができます

■ 用途

・原子時計(Yb、Sr、Yb +、Sr +、Hg +、Ca、Ca +など)
・光ファイバーによるタイムトランスファー
・高精度分光

■ カスタム化オプション

・2 W AOM RFドライバー
・レーザー強度制御のためのAOM振幅サーボ
・リクエストに応じて利用できる追加光ファイバ部品の集積
・スプライス、汚れた接続などによる浮遊反射感度を除去するリモートAOM(オプション)
・フロントエンド周波数分割オプション

■ 仕様

型番 FNCS-1000-1
 動作波長 500-2050 nm 注文時に選択
 システム特性典型値 σ(τ = 1 s) ≈ 5×10-17 λ=1550 nmで測定 
 位相ノイズフロア <10 mrad rms 典型値
 サーボループ帯域幅 100 kHz
AOM駆動周波数 Max. 400 MHz ユーザによる調節可
 消費電力 25 W 電気制御ユニットのみ
 サイズ 8” x 11” x 4” box or 1U, 半幅ラックマウント
 メーカ Stable Laser Systems

*詳細仕様はお問合せ下さい。

海外ホームページは FIBER NOISE CANCELATION SYSTEM