LEONI-sw-mol-1xn50_100um-core-1WEINERT Fiber Optics社(独)のファイバ光スイッチ(マルチルモード):mol シリーズは、ファイバ搭載基板をバイモルフピエゾアクチュエータでシフトさせるメカニカル光スイッチですが、スイッチング回数108 回以上の長寿命を保証しています。多様なファイバを選択でき、紫外から赤外にわたる幅広い波長帯に対応し、コア径も50~100μmの広範に選択できます。出力ファイバ数も1-16の範囲で選択できます。

■ 光スイッチ: molシリーズの原理

LEONI-sw-mol-200_800um-core-2 入射ファイバ搭載基板はファイバ2本分、
出射ファイバ搭載基板はファイバ1本分
移動します。シフトはバイメタルのように動作する バイ
モルフピエゾアクチュエータで行います。ファイバ径が太いほど剛性が増すので、強
固なメカが必要です。
そのため、太いファイバほどスイッチング時
間が長くなります。

 

■仕様 光スイッチとは?
 型番 単位 mol 1xN (N=1~ 16) ・ mol 2xN
 出力チャネル数 N   1-4 5-16
 動作波長 nm ファイバの種類によって異なります
 最大挿入損失 (typ.) dB ≦1.0 (0.7) ≦2.0 (1.4)
 クロストーク dB ≦-60
 再現性 dB 0.03
 スイッチ速度 ms ≦5
 保証寿命 >108
 スイッチング周波数 s-1 ≦50
 動作電圧 V 5
 消費電力 mW <450
 動作温度 0 ~ +60℃
 保管温度 -40 ~ +80℃
 ハウジングサイズ
ピグテイルタイプ
mm 標準ラージ (124 x 56 x 13) 
標準複数モジュール(172 x 134 x 13.5)
 ハウジングサイズ
(アルミコンパクト)
  Alu Compact 1(187 x 125 x 30-80)
Alu Compact 2(227 x 166 x 30-80)
Alu Compact 3(187 x 225 x 30-80)
Alu Compact 4(227 x 266 x 30-80)
 メーカ   WEINERT Fiber Optics

注:フレネル反射とエタロン効果防止のため、ご要求によりファイバ端面のARコートと角度研磨を行います。

■注文方法

ご注文の際、以下をご指定ください

 ・出力チャネル数 N
 ・波長帯(動作波長範囲): UV-VIS, VIS-IR, ブロードバンド
 ・分光用の低エタロン効果オプションがあります
 ・ファイバタイプ(例:コア径、NA、GI、SIなど)
 ・ピグテイル長(m)
 ・コネクタの種類(例:SMA, FC, STなど)
(→光コネクタとは)
 ・インターフェース(例:RS232, TTL, I2C, Ethernet, USB)
 ・2xNスイッチの場合のスイッチタイプ(こちらをご覧ください