可変光アッテネータ（可変光減衰器）は光ファイバ内の光信号強度を可変減衰させる部品です。本製品は、液晶を使った電圧制御の可変光アッテネータを８チャネルにアレイ化したもので、光ネットワークにおける光パワー制御向けに作られています。最大40dBの広いダイナミックレンジを有し、C, C+Lバンドに加え、OバンドからＬバンドまで幅広くカバーする機種もございます。

■ 特徴

　・コンパクトパッケージ
　・可動部なしで連続的に可変
　・高精度な光パワー制御
　・低挿入損失
　・広いダイナミックレンジ
　・低消費電力

■ 用途

　・光ネットワークにおける光パワー制御
　・ＷＤＭシステムにおけるチャネルバランス
　・EDFAのゲインチルト、パワー調節
　・ラマンアンプ
　・マルチチャネルＯＡＤＭ

 LW2020-voa-8-VOAA-1

■　仕様

型番　　　 8-VOAA -C-ON 8-VOAA -CL-ON 8-VOAA -CL-ON 8-VOAA -C-OFF 8-VOAA -CL-OFF 8-VOAA -CL-OFF
ノーマル状態 – – ノーマル－オン ノーマル-オフ
動作波長範囲 – nm Cバンド C+Lバンド O to Lバンド Cバンド C+Lバンド O to Lバンド
挿入損失 Max dB 1 1 1.2 1.1 1.2 1.5
PDL @ 0dB Max dB 0.1 0.1 0.15 0.12 0.12 0.2
@10dB Max dB 0.15 0.2 0.3 0.25 0.3 0.4
@20dB Max dB 0.25 0.35 0.5 0.35 0.5 0.6
WDL @ 0dB Max dB 0.1 0.15 1 0.15 0.2 1
@10dB Max dB 0.2 0.3 1.5 0.25 0.3 1.5
@20dB Max dB 0.4 0.5 2 0.5 0.5 2
減衰範囲 Min dB 20, 30 or 40
PMD Max ps 0.1
波長分散 Max ps/nm 0.2
リターンロス Min dB ≧45
減衰分解能 Min dB/mV 連続可変
最大入射パワー Min mW 300
立ち上がり時間 Max ms 5
立ち下がり時間 Max ms 35 (-5℃ ~ 23℃）、15 (23℃ ~ 70℃)
動作電圧 – V 0 ~ 40 V (ピーク to ピーク、10kHz スクエア波）
動作温度 – ℃ -5 ~ 70
保管温度 – ℃ -40 ~ 85
ファイバ長 – m 1.0±0.1
サイズ – mm 9 x 25 x 35
メーカ – – Lightwaves 2020

■　サイズ詳細

LW2020-voa-8-VOAA-2

■　ドライバのピン配置

ピン 関数
1 GND
2 Ch1 駆動（0 ~ 5 V)
3 Ch2 駆動（0 ~ 5 V)
4 Ch3 駆動（0 ~ 5 V)
5 Ch4 駆動（0 ~ 5 V)
6 Ch5 駆動（0 ~ 5 V)
7 Ch6 駆動（0 ~ 5 V)
8 Ch7 駆動（0 ~ 5 V)
9 Ch8 駆動（0 ~ 5 V)
10 GND