Connet社のCoSF-D狭線幅単一周波数ファイバレーザは独自の特許技術により開発された低ノイズファイバレーザです。DFB型ファイバレーザ技術を採用し、安定な直線偏光、単一縦モード、超狭線幅、単一周波数レーザを実現しました。また、ユニークな相対強度雑音抑制技術により狭線幅単一周波数ファイバレーザの低雑音動作を実現しました。このレーザは、kHzレベルのスペクトル線幅、極めて低い周波数ノイズや強度ノイズなどの優れた特徴を備えています。また、OSNRは50 dB以上です。レーザはMOPA構造で、CoSF-D基本モジュールをベースに、低ノイズファイバアンプとハイパワーファイバアンプを使用して50 Wの出力を達成しています。全てにPMファイバを使用して高消光比とハイパワーを共に実現しています。中心波長は、例えば1018 nm, 1030 nm, 1053 nm, 1064 nm, 1083 nmといったように1010 nm ~1120 nmの範囲で自由に選択することができます。

■特徴

・<20kHzの狭線幅
・安定な単一周波数&単一偏光動作
・モードホップなし、バーストノイズなし
・低位相ノイズと低RIN
・フレキシブルデザイン、多波長オプション
・直線偏光出力、高PER

■用途

・光ファイバセンシング
・LiDAR
・冷却原子物理学
・レーザ分光学
・コヒーレント通信
・科学研究

■仕様 ファイバレーザとは
Parameter 単位 仕様
モデル番号   CoSF-D-YB-B-HP1 CoSF-D-YB-B-HP2 CoSF-D-YB-B-HP3
中心波長 nm 1030 – 1090
出力*1 W 2 10 50
レーザエミッション   CW,単一周波数 & 単一縦モード
ビームク品質 M2 <1.05 <1.3
線幅(FWHM)2 kHz <20 (Typ.<10)
緩和振動ピーク周波数 MHz 1.3 – 1.6
相対強度雑音(RIN)ピーク dB/Hz <-105
相対強度雑音(RIN)(.3 MHz) dB/Hz <-140
OSNR, 50pm 分解能 dB >50
出力偏光 直線偏光
PER dB >23 >20 >17
出力安定度(RMS)
%
±1
±2 ±2
出力アイソレーション dB >35
出力調整範囲
% 30 – 100
波長熱チューニング 標準
波長熱チューニング範囲 nm 0.8
PZT高速変調 オプション
ピエゾ電気チューニング範囲(0-200V) GHz 8 – 10
PZT変調周波数 kHz DC – 20
出力ファイバタイプ PM980-XP PM10/125 PM25/250
出力ファイバ長 m >0.5
出力コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC コリメータ
モニタ用出力ファイバ 標準
モニタ用出力パワー mW ~1
モニタ用ファイバタイプ PM980-XP
モニタ用出力ファイバ長 m >0.5
モニタ用出力コネクタ FC/APC
動作温度 +15 +35
保管温度 0 +60
動作電圧 VAC 100 – 240 V, 50/60 Hz
サイズ mm 19”  2U
19″ 3U
メーカ Connet
  1. 出力は動作波長で異なります
  2. 線幅は光遅延120usのセルフヘテロダイン測定によります
  3. 波長の熱チューニング範囲は動作温度変化により変わります
  4. 内蔵PZTの駆動電圧は通常のチューニング範囲200-300 Mhzで10Vで、外部接続の高電圧PZTドライバが必要です

 

■注文方法

VFLS-15xx-B-<PW>-SF

  • 1550nmは標準モデルのなります。
  • B: ベンチトップ
  • PW: output power in mW. Example: 5-5mW, 100-100mW