光ファイバカプラは光信号を分岐、合波波する部品です。2本の光ファイバの一部を融着延伸してコアを近接化した構造で、一方のファイバに入射した光の一部がもう一方のファイバに分岐します。50/50に分岐する3dBカプラ以外に各種の分岐比のカプラがあります。本製品は中心波長±40nmの広帯域動作します。また、ミニサイズパッケージで、80μmクラッドファイバを使用しているので狭い場所への収納が容易です。Grade Aは標準仕様、Grade Pはハイエンド仕様です。

■特徴

・低過剰損失、低挿入損失、低PDL
・ミニサイズ
・高安定性、高信頼性

■用途

・光通信
・ファイバセンサ
・光回路

■仕様 ファイバカプラとは?
 パラメータ 単位 Grade P Grade A
 動作波長 nm 1550
 動作波長帯域幅 nm ±40
 Typ. 過剰損失 dB 0.07 0.1
 挿入損失 50/50 dB ≦3.6 ≦3.8
40/60 dB ≦4.6/2.8 ≦4.9/3.0
30/70 dB ≦5.9/2.1 ≦6.3/2.2
20/80 dB ≦7.8/1.3 ≦8.2/1.4
10/90 dB ≦11.2/0.75 ≦11.8/0.85
5/95 dB ≦14.5/0.5 ≦15.0/0.55
2/98 dB ≦18.5/0.35 ≦19.2/0.4
1/99 dB ≦21.5/0.25 ≦22.2/0.35
 PDL dB ≦0.1 ≦0.15
 ダイレクティビティ dB ≧55
 動作温度 -40 ~ +85
 メーカ   Opneti Communications

 

■ パッケージ

 ポート 1×2 または 2×2
 ファイバ長 0.8m  またはご要求
 ファイバタイプ RC80, SM1550
 ピグテイルタイプ 170μm ベアファイバ
 サイズ(mm) φ2.4×25, φ3.0×30, φ3.0×35, φ3.0×40

■注文方法