RTL-1550は、1520 nm – 1575 nmのC-bandを超える波長範囲を高速波長可変できるレーザです。また、外部電圧信号源やファンクションジェネレータにより5 kHzの波長スイープ(波長掃引)を行うことができます。RTL-1550は極めて信頼性が高く、定期的なメンテナンスは殆ど不要です。高信頼EDFAと高速チューナブルフィルタを使用することで、50 dBの優れたサイドモード抑圧比(SMSR)と30 mWのハイパワーを実現しています。これらの特性によりFBGセンサシステム、光コヒーレントモグラフィ、光コヒーレンスシステム、光周波数ドメインレンジングなどでの良好なSN比を実現できます。

■ 特徴

・60 nmのスイープ範囲
・30 mW出力
・5 kHzの高速スイープ(波長掃引)
・ファンクションジェネレータや電圧源で駆動
・使い易く、高信頼

■ 用途

・シードレーザ
・ファイバセンサ
・光部品測定
・光コヒーレンストモグラフィー
・実験、測定

■ 仕様(データシートPDF)
ファイバレーザとは
 型番 RTL-1550
 光仕様
 レーザ波長範囲
1520 – 1575 nm
 波長可変範囲
55 nm min. @ 200 Hz
0.15 nm typ.
 光出力変動
<±1 dB @全波長範囲
 光信号雑音比
50 dB typ.
 偏光
無偏光
 ファイバタイプ
SMF-28 (900µm被覆)
 光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC
 光出力
30 mW max.
50 dB
 電気仕様
 外部入力波形
のこぎり波, DC
 スイープ電圧入力
12 Vp-p typ.
 スイープ周波数
5 kHz max.
 バイアス電圧範囲
25 V max.
 電圧入力コネクタ
SMA 雌型
 機械的仕様
 動作温度範囲
0 ℃ ~ +50 ℃
 保管温度
-10 ℃ ~ +70 ℃
 電源
90 – 240 V AC, 47 – 63 Hz AC
 消費電力
40 W max.
 コネクタ(RS-232)
DB-9
 ディスプレイ
パワー制御とモニター用LCD
 リモート制御
RS232によるレーザ制御と状態モニター(オプション)
 サイズ
1U: 19″ x 14″ x 1.75″
 ハウジング
鋼鉄フレーム
 メーカ
Optilab