TWL-C-HP-B-MはC-band波長可変レーザ光源の高性能版モジュールです。このレーザはC-band全波長域をカバーしていますのでチャンネル数の多いDWDMシステムでも全チャネルに利用できます。そのため、レーザ在庫数やコスト低減が可能になります。また、ホットバックアップやダイナミック・プロビジョニング機能をもつシステムが可能になります。さらに、光信号再生や波長変換も可能になります。TWL-C-HP-B-Mは波長スキャンを繰り返す波長スイープ機能も内蔵しています。低い相対強度雑音(RIN)、高いサイドモード抑圧比(SMSR)、超狭線幅、優れた波長精度などもこのレーザの特徴です。波長や光パワーをGUIソフトウエアで制御するRS232コントロールはMSA(OIF ITLA Multi Source Agreement)標準に準拠しています。

■特徴

・55 dBの優れたサイドモード抑圧比
・1 MHzの正確な波長ステップ分解能
・連続波長掃引機能
・1527.6 – 1567.13 nmの波長範囲
・偏光保持(PM)出力
・使い易いUSBインターフェース
・50 mWのハイパワー
・10 kHz以下の狭線幅

■用途

・DWDM伝送システム
・可変DWDMトランスポンダーとトランシーバ
・光スペクトル特性評価
・フ光パケット、バーストモードスイッチング
・ファイバセンサやインテロゲータ
・光再生アドドロップ多重
・ラボ試験、測定

■機能ブロック図

■仕様(データシートPDF) 半導体レーザとは
型番 TWL-C-HP-B-M
 一般仕様
 波長可変範囲 1527.60 – 1567.13 nm
 波長精度 ±1.5 GHz
 微細チューニング波長精度 1 MHz
 波長安定性 ±1 pm (24時間)
 波長掃引 全C-band範囲にわたり連続
 光出力 50 mW typ.
 光出力安定性 0.02dB(8時間)
 レーザ線幅(FWHM) <10 kHz instantaneous w/o dither
<100 kHz with SBS disabled
<750 MHz w/SBS enabled
 CN比 50 dBc typ. @ -5 dBm
 相対強度雑音(RIN) -157 dB/Hz @ 13 dBm
 サイドモード抑圧比(SMSR) 55 dB typ.
 偏光消光比 20 dB min.
 光アイソレーション 30 dB min.
 ファイバタイプ Panda 1550 PM ファイバ
 機械的仕様
 電源仕様 100 – 240 V AC
 光コネクタ PM Narrow Key FC/APC 標準
他も利用可
 動作温度 0 ~ +40 ℃
 保管温度 -40 ~ +70 ℃
 制御/モニタリング 入力レベル&波長(GUIソフトウエアによる)
 通信インターフェース RS232 via DB9シリアル またはUSB 2.0
 電源 PS-12-M, 12 V電源
 ローカルアラーム 過剰温度上昇、過剰電流
 サイズ 120 mm x 112 mm x 32 mm
 メーカ Optilab