インターロック(interlock)とは、レーザ等の光源装置においてハード的に設けられる安全保護機能です。レーザ光の放出を遮断することによって使用者を守るために用いられます。

光アンプの場合は、①入力インターロック ②戻り光インターロックの2種類があります。

①入力インターロック:入力信号レベルが過度に低下したり、無入力になった場合に励起LDをオフにして増幅を停止させます。信号レベルが過度に低い状態からいきなり正常レベルの信号を入力すると巨大パルスが発生してアンプを損傷する恐れがあるためです。

②戻り光インターロック:光アンプの出射端から過度の戻り光が発生した場合もアンプを損傷させる可能性があるので、戻り光を検知して励起LDをオフにします。