ITU-T G.657とは、シングルモードファイバの規格の1つです。波長分散特性はITU-T G.652と同じですが、曲げに対する損失がより小さくなるよう規定された規格です。FTTHなどのアクセス系ネットワークに適したファイバ規格です。許容最小曲げ半径によって、ITU-T G.657.A1(曲げ半径10 mm)、ITU-T G.657.A2、ITU-T G.657.B2(曲げ半径7.5 mm)、ITU-T G.657.B3(曲げ半径5 mm)などの子規格があります。