MD-50-X4-Rは、4チャンネルを1U筐体に組み込んだ50GHz帯域幅RFアンプです。各チャンネルはLN変調器を駆動するシングルエンド電圧を出力し、増幅信号を独立に制御、モニターできます。主な用途はEML, EMA, Mach-Zehnder変調器等の駆動で、50Gb/sのデータ入力信号を>7.5Vp-pの駆動電圧レベルに増幅します。平坦な利得と群遅延応答でデジタル用途のための高品質、低ジッター電気駆動信号を発生しますので、有効帯域幅40GHzまでの広帯域TFアンプとしてもご利用いただけます。26dBのハイゲインですので多くのRoFリンクに利用可能です。

特徴

・4チャンネルドライバ/アンプ
・50 GHz超のアナログ帯域幅
・60 Gb/s超のデータ速度
・4つの独立したRFチャンネル
・可変ゲインコントロール内蔵
・2.4mmコネクタ(オプション K)
・USBによるリモート制御

用途

・60 Gb/sデジタル変調
・OC 768 SONET/SDH
・50 GHzアナログRFアンプ
・RoFリンク用アンプ
・一般的ラボ試験

 

                 MD-50-X4-R

機能ブロック図

仕様 (データシートPDF

LN変調器の原理
 型番 MD-50-X4-R
 一般仕様
50 GHz typ.
 S11特性
<-10 dB @ 30 GHz
 飽和出力
> 23 dBm typ.
 RFゲイン
15 – 30 dB 可変
±1.5 dB over 20 GHz
 入力インピーダンス
50 Ω
 入力 VSWR to -10 GHz
1.6:1 typ.
 出力 VSWR
2:1 typ.
 総電力損失
20 W max.
 RFゲイン調節範囲
15 dB typ.
 DC出力調節
0 – 10 V DC
 デジタル応用
 データ速度
> 60 Gb/s
 パルス応答
10%, 立ち上がり時間 8 ps typ.
 出力振幅
7.5 Vp-p max.
 入力範囲
500 mV – 1.5 V
 アナログ応用
 P1dB 出力
> 23 dBm max.
 グループディレイ (2 -10 GHz)
±25 ps
11 dB typ.
30 dB typ.
 機械的仕様
 動作温度
0 ℃ ~ +60 ℃
 保管温度
-40 ℃ ~ +85 ℃
 動作湿度
85 %
 電源
110/220 V AC, 50/60 Hz
 アクセサリー
AC電源コード,  USBコード
 RF 入出力コネクタ
2.4 mm(V), K コネクタ(オプション)
 ディスプレイ出力
デュアル LCD
 リモートコントロール
USB 2.0
 メーカ
Optilab