PE.fiberoptics WS500測定システムは、PE.fiberoptics 500シリーズ光学テストシステムのハイブリッドバージョンで、多くのパラメータを測定できます。
シングルモード/マルチモードのファイバ、コンポーネント、ケーブルなどのスペクトル減衰、カットオフ波長、モードフィールド径(MFD)、有効断面積(Aeff)、開口数(NA)などの測定が可能です。

■特徴

•IEC、TIA、ITUに完全準拠(すべての測定でIECの「リファレンス」テスト方法を使用)
•20秒で高速減衰測定(「IECリファレンス」カットバック方式)
•20秒でMFD / AeffおよびオプションのNA測定(「IECリファレンス」ファーフィールドスキャン法)
•10秒でカットオフ測定(「IECリファレンス」シングルモードベンド&代替マルチモードリファレンス法)
•真のハイダイナミックレンジ減衰測定(50dB snr = 1)、最大35dBの測定損失。
•新しいオペレーティングソフトウェア「PEcon」はWindows7™、Windows8™、Windows10™と互換性、デスクトップ/ラップトップ/タブレットPC。
•超安定出力、長寿命のLED光源
•長寿命、高精度、高安定、ヒステリシスフリー波長設定のソリッドステートモノクロメータ。
•減衰とMFDの測定では、シングルモード入射でG657b3ファイバのより正確な測定が可能。

■暫定仕様

WS500/WS500-MFD-NA 構成仕様
説明 損失スペクトル、カットオフ波長、モードフィールド径、シングルモード/マルチモードファイバ、コンポーネント/ケーブルの開口数測定用測定システム。
実験室や工場での測定のためにメインユニットと制御PCで構成されています。 注文時に測定オプションを組み込めます。
測定法 IEC 60793-1-40/43/44/45
IEC 60794
TIA-455 FOTP-80/178/191
ITU-T G.650
損失 ファイバインターフェース 光源 ディテクタ 波長選択
ピエゾ最適化FiberCellTMを使ったシングルモードベアファイバ入射 熱安定化LED
1310nm & 1550nm
(1400nm オプション)
DSP Lock-in付冷却InGaAs PINダイオード (SSM)ソリッドステートモノクロメータ
カットオフ ファイバインターフェース 光源 ディテクタ 波長選択
FiberCellTMを使ったマルチモードベアファイバ入射 タングステンランプ DSP Lock-in付冷却InGaAs PINダイオード (SSM)ソリッドステートモノクロメータ
モードフィールド径 ファイバインターフェース 光源 ディテクタ 波長選択
ピエゾ最適化FiberCellTMを使ったシングルモードベアファイバ入射 熱安定化LED
1310nm & 1550nm
(他の波長はオプション)
DSP Lock-in付小面積InGaAs PINダイオード (SSM)ソリッドステートモノクロメータ
開口数 ファイバインターフェース 光源 ディテクタ 波長選択
FiberCellTMを使ったベアファイバ入射 熱安定化LED,
850nm
DSP Lock-in付小面積InGaAs PINダイオード フルスペクトルLED
WS500/WS500-MFD-NA 測定仕様
損失 カットオフ MFD, Aeff NA (オプション)
波長 1150nm to 1650nm
(最適波長:
1310nm ± 25nm &
1550nm ± 25nm)
1000nm to 1650nm 1150nm to 1650nm
(最適波長:
1310nm ± 25nm &
1550nm ± 25nm)
850nm
スペクトル幅 <4nm <10nm <4nm <100nm
波長精度 <0.5nm <0.5nm <0.5nm NA
スキャンステップ(min.) 0.001nm 0.001nm 0.0025° 0.0025°
ファーフィールドスキャン範囲 NA NA 0.5NA まで
(0.8NA オプション)
0.5NA まで
ダイナミックレンジ(SNR=1) 50dB 35dB 50dB 30dB
絶対精度/不確定性*** ± 0.03dB/dB ± 10nm ± 2% ± 0.01
再現性(1σ(n-1)) 0.03dB(loss<3dB) <10nm <=0.05μm <=0.005
環境&物理的特性
動作範囲 保管範囲
+10 to +35℃, 0 to 80% RH (無結露) +10 to +55℃, 0 to 80% RH (無結露)
サイズ 重量
150cm x 49cm x 49cm
(ファイバテーブルを含む)
(構成に依存)
約 35kg
(構成に依存)
電源要件
+10 to +35℃, 0 to 80% RH (無結露)

* 140波長。 引用時間は、ロングスキャンとカットバックスキャンの合計です。
* 2引用時間は波長ごとです。
* 3マルチモードリファレンス方式によるシングルスキャン。
***精度/不確かさは、NPL標準で直接校正。
転送標準がフィールドで使用されている場合、精度/不確実性はexpended uncertainty principle に基づいて再校正時に計算されます。
ノート:引用されている時間はすべて典型的な概算で、測定のセッティング毎に異なる場合があります。
引用されているすべての時間は、スキャン/データ取得のみを指しま、サンプルの取り扱いと準備時間は含まれません。

■注文情報

1. WS500MFD 損失スペクトル、カットオフ波長、MFD測定システム WS500=損失スペクトルのみ
WS500MFD=損失スペクトル、カットオフ、MFD
SA500=損失スペクトルのみの特殊システム*
2. LC500 カットオフ波長測定システム LC500=カットオフ波長のみ
3. MA500 モードフィールド径測定システム MA500=モードフィールド径のみ*
MA500HD=モードフィールド径のみの高性能バージョン*