PR-30-Aはアナログ用の30GHzリニアフォトレシーバです。高直線性TIAゲイン、２つのGPPO-RF出力コネクタを特徴としています。フォトレシーバは14ピンバタフライパッケージにPINフォトダイオードと線形トランスインピーダンスアンプ（TIA)を装備しています。また、内蔵可変ゲインアンプにより手動(MGC)/自動(AGC)の両モードでゲインコントロール可能で、MGCモードで2000 V/Wのリニアな変換ゲインを得ることができます。AGCモードでは、一定差動電圧になるよう自動調節して1800mVまで出力できます。高変換ゲイン、低入力換算雑音で、高速アナログ受信用途に最適です。

■ 特徴

・35GHzまで調節可能な3dB帯域幅
・VGA集積リニアＴＩＡ
・14Pin mini-DILパッケージ
・MGC & AGCモード
・2000V/Wの高コネクションゲイン
・ハーメチックシールバージョンも利用可

■ 用途

・低ノイズアナログヘテロダイン検出
・トランスポンダー & ラインカード設計
・30 GHz アナログRoFリンク
・PAM-4

 
■ 機能ブロック図
■ 仕様　（データシートPDF）
　型番 PR-30-A
　一般仕様
　最適動作波長
 1250 ~ 1650 nm
　光入力レベル
 +4 dBm max.
　S21 3 dB 帯域幅
 29 GHz typ. @ max. gain
　暗電流 @ 25℃, 3.3 V
 5 nA typ.
　コンバージョンゲイン
 1500 V/W min., 2000 V/W typ.
　光リターンロス
 30 dB typ.
　光PDL @ 1550 nm
 0.25 dB max.
　PD逆バイアス電圧
 3.3±0.2 V, 4.5 V max.
　TIA動作電圧
 3.3±0.2 V
　出力リターンロス
 <-10 dB 25 GHzまで
　差動出力電圧
 1800 mVpp まで
　インピーダンス
 50 Ω
　出力カップリング
 DC (外部ACカップリングが必要）
　等価入力雑音密度
 40 pA/√Hz max.
　機械的仕様
　動作温度（標準）
 0 ℃ ~ +75 ℃
　動作温度（HS)
 -30℃ ~ +75 ℃
　保管温度
 -50℃ ~ +85℃
　動作湿度
 85 % max.
　電源電流
 90 mA typ..
　消費電力
 300 mW typ.
　ハウジングサイズ
 18 mm x 22 mm x 8.5 mm
　ファイバコネクタ
(→光コネクタとは)
 FC/APC 標準 or その他
　光ファイバ
 SMF-28
　パッケージタイプ
 14 pin butterfly min-DIL
　RF出力コネクタ
 デュアル GPPO
　絶対最大定格
　PDリバースバイアス電圧  4.5 V
　入射光パワー 6 mW 
　ESD, 入出力ピン 1000 V min. 
　ESD, 他の全てのピン 2000 V min. 
　ラッチアップ JESD78 Class 2 
　湿度 95 %
　メーカ
 Optilab