レイリー散乱は、波長に比べて十分小さな粒子によって起こる散乱で、λ-4に比例します。

光ファイバはガラスでできていますが、ガラスは液体を急冷凍結した構造のため微小な密度揺らぎに起因するレイリー散乱があります。

光ファイバの損失が最も小さくなるのはレイリー散乱による損失と赤外吸収による損失の和が最小となる波長1.55µmで、1.5µm帯の光が通信で最もよく使われます。