日本では面発光レーザとして知られている半導体レーザの1種です。

通常のレーザは基板面と並行な方向に共振器構造を作って発振させますが、VCSELは基板面と垂直方向に共振器構造を作って発振させます。

消費電力が小さい、大量生産向きで安価、2次元アレイ化しやすいなどの特徴があり、コンピュータのマウス、通信、レーザプリンタといった用途のほか、スマートフォンの顔認識機能への応用でも注目を集めています。