ピコ秒プログラマブルレーザ:PPL-1550-PMは電気入力パルスで波長1550nmのピコ秒光パルスを発生させるプログラマブルレーザで、MOPA(Master Oscillator Power Amplifiers)のシード光として利用できます。本レーザはお客様でご用意されたパルスジェネレータを使用して100 ps以下、100 MHzまでの光パルスを発生させることができます。PPL-1550-PMは、外部共振器型の極めて安定な狭線幅LDのCW光をMach-Zehnder干渉型光変調器で変調しています。自動バイアス制御ボードで光変調器のバイアスポイントを制御し、ジッターフリーのピコ秒パルスを発生させます。

■ 用途

・ピコ秒光パルスの発生
・MOPAのシード光
・R&D
・試験&測定

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PPL-1550-PM

■ 機能ブロック図

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■ 仕様
  半導体レーザとは
 型番 PPL-1550-PM
 光仕様
 中心波長 1540 nm – 1563 nmの範囲で選択できます。
1563 nm – 1580 nmの範囲の特注も可能です。
 波長チューニング範囲 max. ±1.5nm
 最小パルス幅 < 100 ps
 変調立上がり/立下り時間 < 35 ps
 ソースレーザ線幅 3 MHz, 1MHzも可能です
 繰り返し周波数 100 KHz – 100 MHz :プログラム可能(入力電気パルスに依存)
 パルスエネルギー 2 μJ @ 500 kHz (EDFA付)
 パルスコントラスト -30 dB
 ピークパワー(EDFAなし) 20 mW
 ピークパワー(EDFA付) max. 2 kW
 RF校正ジッタ 10 rms max.
 パルス振幅変化 1 % rms max.
 偏光消光比 20 dB typ.
 振幅安定性(短期) < 1%
 偏光デザイン 単一直線偏光、スロー軸透過
 平行ビーム品質 m2 < 1.5
 電気入力仕様
 変調帯域幅 max. 20 GHz
 変調器タイプ MZI: Mach-Zehnder干渉型 (高ER比 40 dB)
 入力レベル > 0.5 Vp-p
 繰り返し周波数 100 KHz – 100 MHz :プログラム可能(入力電気パルスに依存)
 最小パルス幅 < 75 ps
 電気入力周波数 50 KHz – 12 GHz
 電気コネクタ SMA
 コリメータ仕様(オプション)
 平行ビーム品質 m2 < 1.5
 公称ビーム径 ~1.2 mm
 平均光出力 15 W max.
 nsパルスピークパワー 15 kW max.
 ファイバタイプ PLMA-GDF-25/300
 機械的仕様
 動作温度 0℃ ~ +50℃
 保管温度 -40℃ ~ 70℃
 湿度 10 ~ 90 %
 電源 110 V AC & 220 V AC, 50 or 60 Hz
 ディスプレイ 温度、 電流、 電圧
 制御/モニタリング レーザスイッチ用LDCディスプレイ、
フロントパネルのEDFA出力
 通信インターフェース RS-232 イーサネット付(オプション)
 サイズ 1Uラック:19″(W) x 14″(D) x 1.75″(H)
 光コネクタ
(→光コネクタとは)
SMF-28 FC/APC, or オプション
 光ファイバ PANDAファイバ PM
 電気コネクタ SMA 雌型
 メーカ Optilab

 

■ 電気パルスと光パルスの比較

PPL-1064-PMは入力電気パルスと殆ど同一形状の光パルスを発生します。
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