LN強度変調器やポッケルスセルで出力光を0にするときの印加電圧です。
LN強度変調器はLiNbO3結晶基板上に作られたY分岐導波路と電極でできています。
分岐した各導波路に逆向きの電圧Vπをかけると導波路の屈折率が変化して合流点で光の位相差が丁度180°となり、打ち消しあうので出力光が0になります。
LN変調器のVπは数V程度ですが、ポッケルスセルの場合は数100~数kVになります。

参照:LN光変調器