自己位相変調(self-phase modulation)とは、光の非線形効果の一種です。自己位相変調は光信号が光ファイバを長距離伝搬するときに一般的に観測される現象で、光信号の強度の変化に比例して光の位相が変化します。このとき光信号はスペクトルが増大するため、光ファイバの波長分散の影響を受けやすくなり、伝送性能が劣化します。