フェムト秒ファイバレーザ:FML-15-PM-B/FML-15-PM-Mは、過飽和吸収体を使った受動モードロック型のフェムト秒ファイバレーザで、ベンチトップタイプ(-B)とモジュールタイプ(-M)があります。オール偏光保持ファイバのリング型レーザで偏光消光比20dB typ.です。可動部分や偏光制御部分がなく、通信用部品を用いているため出力安定性、信頼性に優れ、低価格です。前面のコントロールノブで出力や外部トリガー用電気クロック出力を調整できる使い易い構造です。パルス幅は工場出荷時に300fsから600fsの間で選択でき、繰り返し周波数は20から40MHzの間で指定可能、出力ファイバもSMFかPMFか選択できます。高ピークパワーのパルスを得るためのシード光として安価でお手軽にご使用いただけます。

■用途

 ・スーパーコンティニウム光の発生
 ・通信部品の検査
 ・高速光サンプリング
 ・材料評価
 ・光計測


FML-15-PM-B

FML-15-PM-M
■機能ブロック図
fml-15-b2


■仕様(データシートPDF: FML-15-PM-B     FML-15-PM-M) ファイバレーザとは
型番 FML-15-PM-B FML-15-PM-M
一般仕様
 出力 30 mW まで調節可
 ピーク波長 1550 – 1560 nm
 スペクトル帯域幅 20 – 25 nm 
 パルス間隔 300 fs – 600 fs
 繰り返し周波数 20MHz – 40MHz
 偏光消光比 15dB min., 20 dB typ.
 トリガー出力 電気出力へ変換したパルス
機械的仕様
 動作温度 +10℃ ~ +40℃
 保管温度 -55℃ ~ +85℃
 光コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/AC, 他はオプション
 ローカルアラーム LED: 入力パワー(オプション)
 リモートアラーム RS-232
 サイズ 14″ x 11″ x 4″ 155 mm x 317 mm x 33 mm
 アクセサリー 110V-240V AC アダプタ&ケーブル
 メーカ Optilab