Optilab社製MOPA型ファイバレーザNPL-1064-200W-Bは、LIDAR, DTS, OTDR、その他パルスレーザシステムの研究開発用途に設計された汎用的高出力パルスレーザで、パルスジェネレータ、1064nm DFBレーザ、プリアンプ、ASEフィルタ、パワーアンプで構成されています。ピークパワー200Wで、パルス幅5ns ~ 1000ns可変, 繰り返し周波数5kHx ~ 1MHz可変です。100nsのパルス幅でのパルスエネルギーは20μJ@100kHzとなります。パルス発生は外部電気トリガーで制御できます。独立したパルスレーザ光源として、或いは他の製品との組合せによる使用が可能です。

■特徴

・1064nmシードレーザのMOPA構造
・パルスジェネレータ内回路蔵
・パルス幅5ns ~ 1000ns可変
繰り返し周波数5kHz ~ 1MHz可変
・200Wのピークパワー
・20μJのパルスエネルギー@100nsパルス幅
・36dBmのCW出力
・使い易いLCDディスプレイ、フロントパネル制御
・電気パルストリガー

■用途

・LIDAR用パルス光源
・分布型センサー光源
・パルス利用光機器
・ラマン分布型センサー光源
・研究開発
・試験、計測

■ 機能ブロック図

■仕様(データシートPDF) ファイバレーザとは
 型番 NPL-1064-200W-B
 パルス光源仕様
 シードレーザ波長 1064±5 nm
 シードレーザタイプ DFB 14pin バタフライ
 レーザ線幅 < 5 MHz
 光パルス幅 5 ns ~ 1000 ns 可変
 パルス繰り返し周波数 5 kHz ~ 1 MHz 可変
 入力トリガーレベル TTL > 3.5 V
 増幅構成 3段
 光ゲイン 50 dB max.
 ASE フィルタリング 内蔵
 出力安定性(短時間) ±0.25 dB
 偏光 シングルモード出力
 出力アイソレーション > 30 dB
 パルスコントラスト比 50 dB typ.
 ピークパワー(100 ns p.w.) 200 W @ 100 kHz 繰り返し
 パルスエネルギー(100 ns p.w.) 20 μJ @ 100 kHz 繰り返し
 CW出力 36 dBm typ.
 出力ファイバ HI-1060
 機械的仕様
 コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC, 外装 SMF 又は 平行出力(オプション)
 動作温度 -10℃ ~ +60℃
 保管温度 -40℃ ~ +70℃
 湿度 10% ~ 90%
 電源 110/220 V AC, 2 A max.
 冷却 ファン冷却
 通信インターフェース USB
 サイズ 382mm x 123mm x 370mm
 メーカ Optilab