光強度変調器:IML-1550-40-PM-Vは、40GHzアナログリンク、リモートアンテナ、RoFなどに利用できる40GHzまでのアナログ変調器として設計されています。波長範囲は1525 – 1610nmで、超低電圧駆動、優れたバイアス回路安定性、-30℃~+60℃の広い動作温度範囲、低挿入損失などを特徴としています。また、RF入力用にVコネクタ、バイアス入力用に2ピンを備え、バイアスモニター用PDを内蔵しています。入出力は何れも偏波保持(PM)ファイバです。

特徴

・3dB帯域幅 30GHz
・安定性に優れたバイアス回路
・超低駆動電圧 2.0V
・1525nm ~ 1610nmの波長範囲
ゼロチャープデザイン
・モニタPD内蔵
・オプションによりカスタマイズ可
-高消光比 ( > 30 dB)
-拡張温度範囲(-55 ~ +75℃) 

用途

・40GHz RoF
・リモートアンテナ
・43Gb/sデジタルリンク
・計装
・アクティブモードロックレーザ

iml-1550-40-pm-v-1
機能ブロック図

仕様(データシートPDF
LN変調器の原理
型番 IML-1550-40-PM-V
 技術仕様
 入射光パワー
100 mW max.
 動作波長
1525 ~ 1610 nm
< ±0.2 (ゼロチャープデザイン)
4 dB typ., 4.5 dB max.
 消光比
≥25 dB
≥30 dB (HEバージョン)
≤- 45 dB
 S21帯域幅 (RFポート)
30 GHz typ. @ -3 dB
 S11リターンロス (RFポート)
≤-8 dB @ 30 GHz
 (RFポート)
2.0 V typ. @ 低周波数
3.0 V typ. @ 10GHz
4.5 V typ. @ 30 GHz
 RF入力パワー
27 dBm max.
 インピーダンス(RFポート)
50 Ω typ.
 S21帯域幅(バイアスポート)
500 MHz typ.
 (バイアスポート)
≤2 V @ 1 kHz
 インピーダンス(バイアスポート)
> 1 MΩ
 PD応答性
40 100 mA/W typ.
 アナログリンク特性
 IIP3 @ 7 GHz
23 dBm typ.
9 dBm typ.
 機械的仕様
 動作温度(標準)
-30 ~ +60 ℃
 動作温度(TQバージョン)
-55 ~ +75 ℃
 保管温度
-60 ~ +90 ℃
 動作湿度
~ 90 % 相対湿度
 入出力ファイバタイプ
PANDA-PM1550ファイバ
 入出力コネクタ
(→光コネクタとは)
PM FC/APC:カスタマイズ可
 バイアスポートコネクタ
2 ピン (Pin 1, 2)
 TAP PDコネクタ
2 ピン (Pin 3, 4)
 RFポートコネクタ
V コネクタ
 ファイバ保護
900μm チューブ
 サイズ
71 x 16x 7 mm
 メーカ
Optilab

■ 標準的 S21, S11 帯域幅

iml-1550-40-pm-v-2