FBGは、光ファイバのコアに含まれるGeイオンが紫外線照射によって屈折率変化を起こすことを利用して光ファイバ内に回折格子を書き込んだ素子で、ファイバ内を伝搬する特定の波長の光を反射します。LD波長安定化用FBGは低反射率のFBGで、光アンプのポンプLDの波長を安定化させるのに使われます。TeraXion社のLD波長安定化用FBGはアサーマルパッケージにより、長期間にわたり動作温度範囲で中心波長を高精度に保つことができます。

■ 特徴

・10 pmの低い帯域幅
・<50 pmの中心波長絶対精度
偏光消光比 > 15 dB
・15,000時間動作後のエイジングドリフト: <50 pm
・-5~70℃の熱ドリフト:< 70 pm

■ 利点

・高精度、高信頼、高安定
・組み込みやすいコンパクトフォームファクタ

FBG製品一覧

■ 仕様

パラメータ 単位
中心波長 範囲 nm 850 – 1650
絶対精度 @ 20℃ pm ± 50
1,5000時間後最大エージングドリフト pm ± 50
最大温度ドリフト(-5 ~ 70℃) pm ± 70
偏光消光比 (PMファイバ) dB > 15
反射帯域幅 範囲 % 10 – 5,000
精度 @ 20℃ % ±20(ノミナル値から)
メカニカル ファイバタイプ SM or PM
チューブ径 mm 5.5
チューブ長 mm 55 or 75
ピグテイル長 m 1
メーカ TeraXion

■ 使用方法