ターンキーファイバカップルレーザのFermion I シリーズは、電源コンセントを差してキーを回すだけで簡単に動作し、外部電源や強制冷却を必要としない設計になっています。これらのシステムは、シングルモードファイバを介して200mWまで出力することができ、全てのモデルに内蔵している温度コントローラにより、高い安定と低いノイズを実現させております。波長は、405nmから1550nmまでの様々な波長のモデルをご用意しております。内部のレーザは、固有の波長に合ったシングルモードファイバでカップリングされ、空間的にフィルタリングされた出力ビームとなり、滑らかなガウス分布を与えます。また、オプションで、偏波保持ファイバも使用可能です。レーザの多くは、単一周波数や線幅の短いレーザで、フロントパネルのつまみを回し出力のコントロールが出来るほか、BNC端子からTTLの信号を入れる事でレーザ光を変調することができます。

■特徴

・405nm – 1550nm
・シングルモードファイバ
・狭線幅
・出力調整可
・モジュレーションまたはパルス
・高い安定性、低ノイズ
・認識システム

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■仕様

共通仕様 半導体レーザとは
 型番 表1,2をご参照ください
 波長 405nm – 1550nm
 出力 10mW ~ 200mW
 出力安定度 <1%
 変調 ~ 1MHz
 ファイバ シングルモード
 コネクタ
(→光コネクタとは)
FC/APC or FC/PC
 電力 90-125 VAC, 190-250 VAC, 47-63 Hz
 環境温度 15 – 30°C 無結露
 保管温度 0 – 50°C
 コンプライアンス CDRH 21 CFR 1040.10 certified system and IEC 60825-1.2 compliant for end users
 MICRO LASER SYSTEM Inc.
 *全てのレーザに、取り外しが出来る1 m ファイバが付属しております。

 

◆ 表1.各モデルの波長と出力

型番 波長 出力
 FI1 405M-15-TE/FC 405 ± 5 nm 15 mW
 FI1 450M-10-TE/FC 450 ± 10 nm 10 mW
 FI1 488M-15-TE/FC 488 ± 5 nm 25 mW
 FI1 520M-10-TE/FC 520 ± 10 nm 10 mW
 FI1 633N-5-TE/APC 633 ± 1 nm 5 mW
 FI1 635M-35-TE/APC 635 ± 5 nm 35 mW
 FI1 638S-60-TE/APC 638 ± 5 nm 60 mW
 FI1 786N-240-TE/APC 786 ± 1 nm 240 mW
 FI1 808N-240-TE/APC 808 ± 1 nm 240 mW
 FI1 850N-180-TE/APC 850 ± 1 nm 180 mW
 FI1 976N-250-TE/APC 976 ± 1 nm 250 mW
 FI1 1064N-250-TE/APC 1064 ± 2 nm 250 mW

 

◆ 表2.波長安定レーザの型番と波長、線幅、出力

型番 波長 スペクトル幅 typ. 出力
 FI1 633D-05-TE/APC 633 ± 1 nm <10 MHz 5 mW
 FI1 785D-40-TE/APC 786 ± 1 nm <10 MHz 40 mW
 FI1 852D-50-TE/APC 852 ± 1 nm <10 MHz 50 mW
 FI1 1064D-50-TE/APC 1064 ± 2 nm <10 MHz 50 mW
 FI1 1310D-15-TE/APC 1310 ± 1 nm <10 MHz 15 mW
 FI1 1550D-8-TE/APC 1550 ± 1 nm <10 MHz 8 mW
 FI1 1550D-20-TE/APC 1550 ± 1 nm <10 MHz 20 mW
 FI1 1550D-100-TE/APC 1550 ± 1 nm <10 MHz 100 mW

*上記モデルは、一般的な波長を記載しており、お望みの波長が見つからない場合、お問い合わせください。