光変調器:IM-1550-12-PMは、入出力ポートが共に偏波保持(PM)ファイバの超長距離伝送向けゼロチャープ設計のLN強度変調器です。C, Lバンドをカバーし、DWDMの全チャネルで利用できます。広いE/O帯域幅、優れた直線性を有しており、最大15Gb/sデジタル伝送の他、12GHzのアナログ伝送にも利用できます。また、PM光システム、モードロックレーザ、マイクロ波光リンクなどへの応用も可能です。低電圧駆動で多くの変調器ドライバを使用でき、分離バイアスポートですので最適伝達関数ポイントで変調できます。ハーメチックパッケージ、テルコーディアTM GR-468-CORE適合の高信頼、高性能製品です。

 特徴

・偏波保持(PM)入出力ポート
・低駆動電圧
・1530nm ~ 1610nmの波長範囲
ゼロチャープ設計
・低挿入損失
・15GHzの有効帯域幅
・高消光比
・-30℃ ~ 70℃の温度範囲

 用途

・OC192 C-band & L-band
・15Gb/s TDM & WDM
・12GHzアナログ伝送
・衛星リンク
・RoFリンク

im-1550-12-pm-1
IM-1550-12-PM
機能ブロック図

im-1550-2

仕様(データシートPDF)
LN変調器の原理
 型番 IM-1550-12-PM
 技術仕様
 入射光パワー
70 mW typ., 100 mW max.
 動作波長
1530 ~ 1610 nm
± 0.2 (ゼロチャープデザイン)
4 dB typ., 4.5 dB max.
 消光比
>30 dB typ. @ DC
<-45 dB max.
 PRBS駆動電圧
5.0 Vpp typ. @ 1 GHz
 S21帯域幅(RFポート)
10 GHz min., 12 GHz typ.
 S11リターンロス(RFポート)
≦-13 dB min. 9 GHzまで
 (RFポート)
≦6.1V @ 10 Gb/s
 RF入力パワー
26 dBm
 インピーダンス(RFポート)
50 Ω typ.
 S21帯域幅(バイアスポート)
200 MHz min.
 (バイアスポート)
<10 V @ DC
 インピーダンス(バイアスポート)
100 kΩ min.
 アナログリンク特性
 IIP3 @ 7 GHz
 31 dBm
 16.0 dBm
 機械的仕様
 動作温度
標準範囲:-30 ~ +75 ℃
拡張範囲:-55 ~ +80 ℃(オプション)
 保管温度
-60 ~ +85 ℃
 動作湿度
0 ~ 90 % 相対湿度
 入出力ファイバタイプ
PANDAファイバ
 入射コネクタ
(→光コネクタとは)
PM FC/APC, PM FC/UPC
 出射コネクタ
FC/APC, FC/UPC(オプション)
 材料
LiNbO3
 結晶方位
X-cut, Y-propagating
 導波路タイプ
Ti 拡散導波路
 バイアスポートコネクタ
2 Pins
 RFポートコネクタ
Anritsu K
 ファイバ保護
900μm チューブ
 サイズ
66 mm x 22 mm x 9 mm
 メーカ
Optilab
標準的試験結果

im-1550-12-pm-%ef%bc%93